18週 新しい意識の目覚め

積み重ね

朝、瞑想をしているとき、集中しようと、呼吸に集中しようとした。
その時、この呼吸は交換神経系が無意識な活動によってもたらされているものなんだなと思い、自然に鼻を出入りする空気を感じようと思った。自分で呼吸を強めることもしないで、ただただ、出入りに注意を向けた。
みぞおちの辺りの太陽神経叢に働きかけても反応がない。だから、身体をリラックスさせて、そこから感じられるものがないか耳を澄ませることにした。頭、脳は空っぽになって、内面からの声が聞こえるまで耳を澄ました。
今までの瞑想とは違った感覚がした。

今日はマスターキーの18週目の章を読んだ。というか読み返したというのが正確かもしれない。この本は何度も読んでいる。ただ、最近、過去に読んだときに気がつけないことに気づくようになってきている。

宇宙精神から個人が分化する唯一の方法は、成長すること。成長するには成長に必要なものを獲得しなければならない。人間は全体や他の人間や社会との関わりの中にのみ存在している。個性や人格は、当人が全体にどう関わる態度から成る。こうした関係が環境を作り上げる。そして、この環境は引き寄せの法則によってもたらされる。

引き寄せの法則は、成長すること、成長に必要なものを獲得することで発動する。

知性は、行動を制御し、自らを環境に意識的に合わせる個人のパワーとなる。適応するということは、宇宙精神の中にある既存の秩序を認識しているということであり、エネルギーを生み出す心は、わたしたちが従うのに比例してわたしたちに従う。

自然の法則の認識が進めば所有できる力も大きくなる。

自己を宇宙的知性の個人化として認識できる人は、まだ自己認識のレベルに達していない人を制御できるようになる。自己認識のレベルに達していない人は、宇宙精神が万物に浸透し、活動のキューを与えるのを持っていることを知らない。だから、自分自身の法則に縛られてしまう。高次のものが低次のものをおさめる。

想像的パワーの源は、個人の中ではなく、あらゆるエネルギーと物質の源である宇宙精神の中に存在している。個人はこのエネルギーを分配する回路であり、宇宙精神が現象となって結実するさまざまな組み合わせを生み出す手段でしかない。どのような現象になるのかは、波動の法則によって決まる。根源物質の中の速度が異なるさまざまな動きが波動の法則によって、新しい物質を正確な数学的比率で形作っていく。思考は鎖であり、個人が宇宙精神と、有限が無限なるものと、目に見えるものが見えないものとをコミュニケーションさせる目に見えない鎖なのだ。

価値のある信念とは、テストされて事実であることが確証された信念であり、テストは試験装置の精度いかんによって決まる。すぐれた試験装置は理解を進化させる。原子が持つ牽引力によって、引き寄せられていく。

普遍的に適用可能、そして、目的を実行する唯一の手段。この効力がもっとも美しく表現されるのは、成長という現象においてなのである。そのためには、成長に欠かせないものを獲得しなければならない。

精神的な次元で、似たものが似たものを引き付ける。思考は引き寄せの法則を作動させるエネルギーであり、最終的には豊かさになって顕れる。

パワーを自在に操るには、注意力が必要。どれだけ注意力を行使できるかで獲得できる知識(パワー)の量が決まる。そのために、注意力を鍛える、訓練する。関心が強ければ強いほど注意力も大きくなる。大きくなればなるほど、関心や反応が大きくなっていく。

何に関心を寄せ、知って自分自身を成長させるか。思考することはそこに集中しなければならない。必ず人は、内面で調和する何かを持って生まれてきていることを忘れてはならない。種を蒔くまでは何も発芽しない。自分が生み出せる良質な種を、内面と調和する種を見つけることが第一歩なのだ。

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この記事を書いた人

50代からの人生が波乱万丈でした。学び続けてなんとか生きています。

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