今朝も散歩に出てみた。太陽の光が差し込む場所まで行って、空を見上げた。眩しい太陽の縁取りがメラメラと揺れていた。陽にあたるのは気持ちがよかった。
自習室を続けるべきか、辞めるべきか、つい口に出してしまいそうになる自分がいる。しかし楽を選べば新たな苦しみを生むのだ。1月26日の日記を見返してみると、自分は心配性でネガティブなものの見方が先行してしまうと記していた。今、そうなっていないか。自分に問いかける。
ポジティブなことはないか。光はないか。考えてみるのだ。
ものの見方を変える、とも記してあった。
無意識に自分自身に語っている物語は、自分の気分を変えるだけではない。自分が見るもの、聞くもの、経験すること、周りの世界で真実だと信じているものまで実際に変えていく。つまり、ものの見方がすべてである。
「自分自身に語っている物語」はある意味で自分の視野を狭くする。人生についての物語を自分自身に語りながら何かを経験しても、その物語しか見えなくなる。
過去のネガティブな経験が今の視野を狭くするのは、おもに自分を守る働きによるもの。日々の暮らしの中では不確実なことに直面することが多い。そこで慣れ親しんだ物語にこだわる、それで穴埋めをしているのだ。
人生の試練に美点を見出すのだ。ポジティブで明るいものの見方で。
思考が自分をつくる。自分への問いかけが思考になる。思考は言葉になる。言葉は行動になり、行動は人格になるのだ。
自分への質問
1、自分のできないことは卑下せず、できることを褒めよう。考えても仕方のないことを考えるのはやめよう。
2、他人を責めたり、自分の責任を否定したりしていないか。行動計画を立てて自分の思い通りに前に進もうとしているか。淡々と対処すればどれほど気分がよく、望ましい結果になるか考えよう。
3、受け身ではなく、明確な意志と強さを持って対応できるか。過去の囚人になりたいのか、未来を切り開く開拓者になりたいのか。
4、自分や他人に不要な期待をしていないか。期待は強く持てば割れてしまう陶器のようなもの。期待は少しだけ手放し、自分の人生や人間関係をありのまま受け入れよう。
5、過去のできごとに対する恐れに未来の結果を左右させてはいけない。昨日が奪い去ったものではなく、今日がもたらすもののために生きよう。失ったもののことは忘れて、学んだことに注意を向けていこう。
危うく底なし沼に落ちていくところだった。思考の間違いに気づき、浮かんでくるネガティブな気持ちに蓋をし、気持ちを前に向けよう。