とにかく苦しい毎日が続く。
抜け出す方法は売上が劇的に増えるか、すぐ撤退の準備をするかなのだ。
自然の流れに身を任せるのではなく、自分でいつまでに決めよう、と思うことが大切だと思った。
よく相談に乗ってくれる先輩は
「40歳までに会社を辞めよう」と考えていたと言う。
昨日尋ねてきてくれた大学の同級生は
「60歳までは我慢して会社に残ろう。でもそのあとは自分を大事にしたい」と言っていた。
誰もがいついつまでは、と自分を奮い立たせているのだ。
黒い表紙のSKETCH BOOKと書かれた手帳に
1月の末頃から、その日起こったこと、感じたことを書き綴ってきた。
毎日書くたび、1日前、2日前、時には、ほとんどの文面に目を通し
自分の心を振り返っている。
本当に苦しくて、身も心もボロボロな日々。
この状態がどこまでも続くのではないかという恐怖、
心を鎮まらせるためにしてきたこと。
妻との会話やその中から気づいた自分の過ち。
だんだん見えてくると自分の弱さやダメなところがわかってくる。
期限を決める。目標を持つ。目的を持って生きる。
なんとなく、うまくいっていたような気がしていたのは
誰かに生かされていたからなのだろう。
3月末までに答えを出して次に進もう。
考えて考えぬいて、納得のいく答えを見つけたいと思う。
独りよがりの結論ではなく、妻ともゆっくり話を続けて行こう。