今朝方また、汗をかいて眠れなくなってしまった。時間になっても起きる気がせず、布団の中で横になっていた。朝食も食べる気がしなかった。時間が来て起きると、ママから「自律神経がおかしくなっているから、病院に行ってきたら。丸ちゃんに漢方薬もらうといいよ」と言われた。午前中、ヨガをしようと思っていることを告げたら、「いきなり運動も大変だから、少し薬で体を楽にするといいんじゃない」と。確かにそうだな、と思い、素直に従うことにした。
自習室に来る途中、両親のことが気になった。しばらく連絡していないな。ママに連絡してもらうように頼もうか。でも長電話になるとママにも迷惑がかかってしまう。そう思って自分でかけることにした。しばらくベルがなったあと、お袋が電話にでた。台所にいたから出れなかったらしい。元気そうだったが、風邪とか引いていないかこっちのことを心配していたようだ。ママにも会いたがっていた。親父は居間にいたようだが、「まあぼか、まあぼか」と言っているという。少しは私のことを思い出してくれたようだ。身体の調子はよいようだ。兄貴が定期健診に連れていってくれているおかげで、その後は極端にボケたり、夜間に寝れなくなったりはしていないようだ。声を聞けて安心した。
自習室を開けて、午前中はパソコンをつけずに、ヨガの本を読んだ。一番、基本的なターダアーサナや太陽礼拝だけやってみることにした。太ももの内側や股関節、体側が伸びて、この3年間、まったく動かさないでいたことを痛感した。ヨガのポーズ以前の問題だと思い、単純なやり方で体側を伸ばしたりした。
お昼ぐらいに少しお腹がすいた感覚があったので、早めに弁当を食べた。ママが自習室にきたので、少し机で休んでいたら、公庫から電話が入った。本人確認があり、元金の1年猶予の話しをされた。銀行からの話しが通ったようだ。
それから、地下鉄で病院へ向かった。待ち時間はほとんどなく順番が来た。朝、メモで記した発汗や食欲のこと、気持ちが浮き沈みすることなどを先生に伝えた。いつものことだが、よく見もしないで「これはそのままにしておくとたいへんだよ」「ウィルスがいるよ」と言いながら、Oリングで漢方薬との相性を見てもらった。その後、点滴を2本、2時間ほどかけてうってもらった。その間、寝ていたせいか、カラダが妙に軽く、夕方の地下鉄の中と自分が同じ世界にいるのに、浮いたような感覚になった。
こうなってみると、自分の身体のこともしっかり保たなければ大変なことになってしまうと実感する。本当にママにすまない。
昨日から、自分は何をしたいのか、何をすればワクワクすることができるのかを考えている。今はどうなりたいとか、考えられる状態ではないし、選べるわけではない。ただ、進んでいく過程で、選択する場面があったとしたら、どうしたいのかは考えていた方がいいし、日々、興味を持つことは何かを思いとどめておくことは大切なのだ。沼沢さんは、マーケティングをしていきたいと思っていたと言っていた。自分はしたいことはなかったのだろうか。なんでもかんでもやって、身動きがとれなくなり、自習室が片手間になっては本末転倒なのだ。今、手元に残されたものを生かすことを優先すべきなのだ。